カクヨム研究所~みついえの文芸ブログ~

カクヨムで読んで貰える作品にするにはどうすれば良いかを考えていきます。元文芸部員なマーケティング会社員による、創作活動の日記。 小説、アニメ、漫画、ゲームの感想も書きます。

【カクヨム】更新しました!

タイトルの通り、カクヨムにて連載中のストックホルム・シンドロームを更新しました!
ストックホルム・シンドローム
第9話 モラトリアムの春に
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885321939/episodes/1177354054887175842

今回の題は「モラトリアムの春に」ということで。学生っていいよね。
⚪誠司君の心情について
主人公ひなの隣に立ったときに姉弟には見られたくない、釣り合いのとれた二人として認識されたいという心情が誠司君にはあるのですが、 一方で主人公に弟として認識されているからこそ得られる甘えられる立場もまた手放したくない。
→だから中途半端な位置で場面に応じて切り替えること、ゆくゆくはひな自身からも年下としてではなく、一人の男として見られるようになりたい。
なお、おそらく現段階ではひなへの気持ちは自分の中で恋愛感情として整理されていない。もしくは恋愛感情というものをそもそもよく分かっていない。

⚪ひなの心情について
これは小説中に書いた通りですが、まさか恋愛目線で見られているなんて微塵も思っていないので、思春期特有の複雑さを抱えているんだなー程度にしか思っていない。
そういうのの積み重ねが後に……ね?

⚪一人称小説の不便さ
主人公視点の語り口になっているので、誠司君の複雑な心情が全く書けない。
深読みして読むタイプならば誠司君の拗らせ具合を把握できるでしょうけど、そうじゃない人が読むとわりとぐだぐだした日常の話にしか見えない。
三人称に切り替えるべきか、もはやそういうものとして読者の皆様に楽しんでいただくか……。
これはちょっと迷いどころ。
親切な方はぜひ意見をください。

次で記念すべき第10話ですが、まだ誠司君は入学していないんだ。。。
話の進行が亀でごめんなさい。
しかもこの遅い進行が後での何かのフラグだったり、理由があればまだ良いんですけど、何も考えていない結果なので、もう本当すみません。。。
それでも定期的に読んでくださっている方、作品をフォローしてくださる方、ありがとうございます。とても励みになっています!!

これからもよろしくお願いしますm(__)m