カクヨム研究所~みついえの文芸ブログ~

カクヨムで読んで貰える作品にするにはどうすれば良いかを考えていきます。元文芸部員なマーケティング会社員による、創作活動の日記。 小説、アニメ、漫画、ゲームの感想も書きます。

表現の不自由展(愛知トリエンナーレ)について思うこと

表現の不自由展が連日ニュースになっていますが、率直な感想としては、「自己満足に他人のお金を使うのはダメでしょ。なんでもっと楽しい内容にしなかったの?」ってところです。

○企画の趣旨がおかしい
そもそも、「表現の不自由展」っていう企画の趣旨がおかしいのではと思う。
もし、自分が会社で同じような芸術展の企画を任されたら、「例年以上に多くの人が来て、楽しんでくれるようなイベントにしよう」という気持ちで取り組むと思うし、これが一般的な感覚だと思います。
なので、自分が企画するなら、「親子や友人、恋人と楽しめる体験型アート展」という趣旨の展示をすることになると思います。
……誰が考えても割とこういった趣旨でやろうとするものなんじゃないかと思いますが、どうでしょう。
その点、今回問題になった展示の趣旨は「表現の不自由」。
……どの辺に需要があるの?
レジャー施設、大型スーパーはどこも夏休みイベントをやっているのに、あえて自分の時間を使ってこの展示を見たいっていう人はどのくらいいるんでしょうか。企画展の名前を聞いて、友達や恋人を誘いたいとはなんとなく思わない気がします。
ニュースを見ていると、表現の自由が論点になっているけれど、そもそもの企画の趣旨がダメダメだったんじゃないかな、と思います。
普通コンペの段階で弾かれそうだけれど、愛知県庁はそういうことはしなかったんでしょうか。

○公金(税金)を使っている意識がない
ニュースでは「表現の自由」とやたら連呼されていますが、お金を貰ってやっていることなんだから、お金を出した人の意向に添わないことはしないというのは割と当たり前なことかと思います。
今回は公金が投入されている訳だから、行政や住民の意向に明らかに添わないことはできないというのは分かりきっていたことだと思います。
例えば今回の「表現の不自由」はやたら政治面の表現ばかりが取り沙汰されていますが、性的な芸術作品にだって不自由はあります。
そういった、わいせつ物認定されるかされないかギリギリのものが自分の税金で作られて、そのお金が訳の分からない芸術家の収入になっていたら、住民は普通に怒りますよね。
今回問題になっているのが政治的な作品だからイメージがつきにくいですが、やられているのはそういったことかと思います。
昭和天皇の写真を燃やす、慰安婦像設置、トランプ大統領のパンツ1丁の置物。そのような政治活動なのか芸術活動なのか分からない物を他人の払った税金で作って、自分達の懐を潤す。
地元民が住民税返せって怒っても仕方がないことなのかなと思います。
やるなら企画内容に賛同してくれるパトロンのお金で、公的じゃない施設で好きにやれば良いのにと思います。

○ダサい、とにかくダサい
表現の不自由に対するアツい想いがある訳じゃなく、ただただ自分の政治思想のアピールがしたかったんだろうなというダサさ。
国内で戦争をしていない安全な日本の中で戦争反対を主張したり、親の金で反抗期バリバリな歌詞のロックを歌うようなダサさ。
これはこれで極論ですが、政治方面での表現の自由に対する強い気持ちが本当にあるのなら、中国に行って天安門事件の写真展でもやってみれば良いんですよ。
それを、表現の自由があるから行政も強く言えないだろうと一般受けしない自分の世界の作品を好き放題作って、いざ問題になったら逃亡。一貫してダサい。
本当に芸術家なんだったら、自分の作品で着実にパトロンを集めて、今回の趣旨の企画展を自費で開催して、来場者もそれなりの数集めて、撤去要請入ったら「私有地で自費でやってるのに何が悪い!」くらい言って欲しかったです。